マカとは
「マカ」は、その南米・ペルーの大自然、
海抜4,000メートルを超えるアンデス高地を産とするアブラナ科の植物です。
土の上では地を這うように葉を広げ、掘り出すとカブのような根を付けています。
その色は紫、黒、薄い黄色などさまざまで、食用となるのは根の部分です。
インカ帝国の時代には、特権階級だけ食することが
許されたほど貴重なものであったと言い伝えられています。
古来よりアンデスで“幻の秘草”として尊ばれてきたマカは、
別名「アンデス人参」ともいい、
今日では、現地の人々の間で健康維持のための食材として広く親しまれています。
多彩な栄養素が凝縮されたマカ
マカには、体内で合成できないため食事から摂取しなければならない
必須アミノ酸をはじめ、各種ビタミン(B群・C・E)やミネラル(カルシウム・鉄・亜鉛など)といった成分のほかに、
特有成分のグルコシノレート、サポニンなどが含まれています。
他の植物であれば育たないほどの過酷な環境でありながら、
マカに多彩な栄養素が含まれている理由のひとつとして、
ミネラル類が豊富に含まれるアンデス高地の土壌が挙げられます。